わっているよね?
◆はい、伝わってますよ。
(実況)山田さん、ここまでの戦
いはどうご覧になっていますか。
◆いや、決勝戦にふさわしい戦いで、本当に見入ってしまってます
(実況)KOBELCOスポーツ
スペシャル第100回全国高校ラ
グビー大会決勝戦。
京都成章対桐蔭学園。後半はサイド変わって画面向かっ
て左に攻めていきます。
今のジャージー連覇を狙う桐蔭学
園のキックオフでスタートいたし
ました。
自陣からのアタックから京都成章
が
ハーフウェイラインを越えて
桐蔭学園陣内に入ってきていますが、ここでめくり上げる。
桐蔭学園、ターンオーバーです。
(実況)そして一気に前に出ます
フッカーの中山。
フッカー中山、そしてロック青木、ナンバーエイトキャプテン佐藤
、そして、センターの秋濱。
縦のラインに前年度優勝メンバー
が並んでいます。
さて、きょうの解説は大畑大介さ
ん、
ゲスト解説に86回大会優勝日本代表山中亮平さん。
ゲストに大阪府立北野高校の一員
として
67回大会花園でプレーされまし
た
橋下徹さんを迎えてお送りしてお
りますが、
橋下さん、まず前半の感想をお伺
いしたいんですが。
◆さすがの決勝戦ね。
すごい!
僕、桐蔭のディフェンスライン、
どうやって崩したらいいんですか
ねって大畑さんに聞こうと思った
ら、あの宮尾君のパス、しびれた
なあ、あれは。
(実況)ここしかないというところでパスを通した宮尾。
そして、みずから密集サイド飛び
込んで
前半同点につながるトライを演出
した京都成章の9番。
後半はどんなプレーを見せるんで
しょうか。
そして、解説の大畑さんはこの流
れをどうごらんになっていますか
。
(解説)本当に五分ですね。
後半、先に
どちらが自分のリズムを作れるかというところですね。
(実況)フランカー粟飯原が右へ
左へ
ランコースを変えながらの前進で
す。
見えているラインは京都成章陣内
22mライン。
ただ、そこで1つ物を言ってきそ
うなのが大畑さんからも何度かあ
りました、
この桐蔭学園の修正力ですよね。フルバックの矢崎。
(解説)前半ここで反則をして失
点につながってたので…。
(実況)ターンオーバーです。
しっかりと宮尾がボールを取り返
しました。
あーっと、拾い上げた!
そのミスが出てしまった京都成章
!
勝ち越し、桐蔭学園!
ミスを見逃しませんでした!
15対10!
まさに大畑さんのおっしゃっていたことが起こりました。
このターンオーバー、見事でした
けどね。
(解説)そうですね。
我慢強く守っていたんですけど。
ちょっと誰のところにボールが行
くのかというところが
少しね、明確じゃなかったところ
ですが。
しかしその後のボールに対しての
働きかけもすばらしいですよね。(実況)桐蔭学園の
左フランカーの粟飯原、3年生。
今大会2つ目のトライということ
になりました。
タックル自慢のプレーヤーが見事にボールを拾い上げて
しっかりとインゴールに運んでい
ます。
勝ち越しの桐蔭学園です。
そして今野のキックも決まりまして、2点追加。
17対10。
再び桐蔭学園が7点リードとなり
ました
100回目の全国高校ラグビー大会決勝戦です。
さあ、ゲスト解説の山中さん。