2018/07/31(火) 16:47〜17:53 ten.【ゲキ追X…開始から10年目「裁判員制度」は必要か?】[字]


>>もうこのとおり。
人生でこれぐらい緊張することな
いなという思いと、やっぱり空気
感がすごいんで。
>>男性が1審のために裁判所に向かったのは、
全部で20回。
日中は協議を重ねる日々。
常に心の中には被告の一生、
ひいては命をも左右するという感じたことのない緊迫感が走り続け
た。


>>プレッシャーはすごく感じました。
回を重ねるほど、
重たくのしかかってくるというのはありましたんで。
裁判終わって、
引き上げるときに、
裁判員がどよーんとした空気にな
ったのも事実ありましたし。
>>それだけ悩み、慎重に出した
判断だった。
事件が気になり、その後、
2審のすべての審理にも足を運び、
判決も法廷で聞いたという。

それゆえに2審判決は信じられな
かった。
>>本当に耳を疑って、
無期の意味が分からんぐらいの動
揺が走ったのと、
本当にもうありえない判決でした
し。
覆るとは、
本当に1審で、
私らが議論した内容から、
かけ離れすぎてるんで。だから本当に、いや、
あれはなんやったんかなっていう。
>>取材班は、
ほかの5人の裁判員らにもアンケ
ートを行った。
回答があった2人も、
同様に憤りを感じていた。
>>自分たちのかけた時間は一体

なんだったのか。
20日間も苦しみながらの判決だ
った。
>>判断が甘いと思う。
それでいいのだろうか。
>>判断が2審で覆ったのは、こ
れだけではない。
神戸市長田区の小1女児殺害事件
や、
千葉県松戸市の女子大生殺害事件
など、
被害者が1人の殺人事件に限って
は、
裁判員が出した死刑判決を、
すべて2審が取り消している。その理由は、
過去の判例にならったものだった。
判例によってすべて決まるのであれば、
裁判員の判断は必要ないのではな
いか。
しかし、
ミナミの通り魔事件の裁判員3人から返ってきたのは、意外なこと
ばだった。
>>必ず必要だと思いますね。
ニュースの見方も変わりますし、
悲惨な事件とかいう見方が。
何がそういう引き金になってるの
やろうとか、いつ、
そういう被害者になるか分からな
い時代なんかなという思いもあり
ますし。

どうしたらやっぱり、そういうの
を避けていけるというか、
防いでいけるのかなというふうに、やっぱり真剣に思わな、
考えなあかんなというふうには、
改めて思うようになりましたんで。
>>裁判員を経験してみて、
社会のために動きだした人もいる。
枚方市の西村昌之さん71歳。
>>大きく変わったですね。
アウトロー的な人がやるんだなと
いうようなことで、私は思ってま
したんで。
ところが普通の、そこらにいてる、
一般の人と変わりない生活の人が、
突然その犯罪を犯すっていうのがそういうのが裁判の中で分かりま
したので。
>>一万円札の偽造事件を起こした被告人を見て、犯罪が起きるの
は、
社会にも問題があるのではと考えるようになった。
>>終業式、きのう終わったの?
>>きのう終わったな。子どもはね、結構、知ってるんで
すよ。
>>仲がいいねん。
>>やまもとまち公園を白いわん
ちゃんと散歩してる。
>>3年前から少年補導員になり、
警察と連携して、地域の非行防止
に取り組んでいる。
>>社会に原因がある場合が多い。
べつに被告人を応援しろというわ