2018/07/31(火) 16:47〜17:53 ten.【ゲキ追X…開始から10年目「裁判員制度」は必要か?】[字]


めて行いますが、こちらは、
畑そのものが高くなっているため、
腰をかがめる必要がありません。
この高床式農法を開発したのは、
大阪府四條畷市にある農業ビジネスを展開する企業。
>>どんどんどんどん農家の方が
高齢化になってきております。
なんとか農業を継承していこうと
いうことで、この高床式が非常に、
農業の3Kといわれる、きつい、


汚い、
危険ということを排除しておりま
す。
1つのユニットはおよそ2平方メ
ートルで、組み合わせていけば、
いくらでも大きな農園を作ること

ができます。
しかも高床式は、
作業をする人の身長に応じて高さを調節できるので、
高齢者だけでなく、
体に障害を持つ人でも、楽に農作業ができます。
解体すれば、
車に積み込み、
場所を移動することも可能です。
>>農地法の場合は、
田んぼである程度ですね、いろん
な制約があります。
解体できるということは、すぐに
移動ができるわけですから、
あくまで仮設物の扱いになります。
町なかでも、ちょっと空き地があるんだけどということで、有効利
用ができるということですね。
>>実際、こちらの駐車場では、
使われなくなったスペースに高床
式の農園を作っています。
しかも、
狭いスペースを効率よく使うため、
2階建てです。
さらに野菜を栽培する土壌にも特色が。
>>これは淀川の砂なんですけれ

ども、異物、ほこり、ごみ等が入
ってますので、一度、
水洗いをします。>>一般的に農業には、
土を耕す露地栽培、
水を利用する水耕栽培などがありますが、
こちらの高床式は、
あまり使われることがない砂を用いた栽培法です。
その理由を砂栽培の研究家は。
>>水耕栽培さんの場合は、全面が水になってます。
伝染型のウイルスの病気系が、
水の培地に入りますと、このレーン全部汚染されてしまいます。
砂栽培のよさですが、全部底まで
砂を取ってしまって、ここだけ汚
染地域、
あと守れると。>>また露地栽培では、同じ作物
を続けて作ると、
土の養分が失われるため、連作はできませんが、
砂栽培の場合は、
連作障害がないともいわれています。
そのため。
>>チンゲン菜の場合は、約35日ですね、
ひとつきちょっとぐらいで、ちゃ
んと製品となります。
上手にやれば、
年間10回できます。>>作業も極めて単純。
砂をペーパーポットの中に入れ、
そこに種をまいていくだけです。>>大体2、
3日で芽を出して、苗ができます。
ポットはこうやって分離しますので、
1つずつ分離したやつを置いてい

きます。
置くだけです。
置いて、砂を寄せるだけ。
これだけで植える作業は終わりで
す。
>>あとの作業は機械任せ。
こちらのかん水装置から、
チューブを通って送られた液体肥
料が、
一定の時間ごとに畑に落ちるよう
になっています。
ちなみに畳20畳分、
およそ33平方メートルほどの高床式農園を作る場合、
ビニールハウスも含め、一式で1
00万円から150万円ほどだそ
うです。
高床式で栽培された野菜は、
四條畷市内の学校給食にも提供さ
れています。
また近隣のスーパーでも、
特別に設置されたコーナーで販売されているんです。
>>この下に泥がついていないと
かいうことで、
きれいに商品化ができるというこ
とと、
それとやはり、もちが全然違うと
思います。
食べていただいて、
リピートをしっかりしていただいているという、いい商品になって
ますね。