そして日本は。
１９６４年の東京オリンピックで
は、
開幕に合わせて東海道新幹線を開
通させ、
高速道路も整備。
開会式では航空自衛隊のブルーインパルスが大空にオリンピックマ
ークを描き、世界を驚かせました。

２０年前の長野オリンピックでは、極寒の中、力士が登場。
日本の伝道的な美しさを織り交ぜ
ながら、
平和の祭典にふさわしい、
厳粛で感動的なシーンを見せてくれました。
２年後に迫った開会式。
一体、
どんな名シーンを見せてくれるの
でしょうか。
＞＞さあ、
動きだしましたね。＞＞スポーツっていうのは、
やっぱりこういう楽しい話をいき


たいですよね。
まあ、しかし、皆さん、いかがで
すか？
野村萬斎さん。
記者会から。
＞＞僕はすごく期待してますよ。
＞＞そうでしょう。
＞＞日本の文化とかね、そういっ
たものを、
あまり仰々しく派手にやるのもい
いんだけど、なんかこう、
もっともっと日本らしさを伝える
という意味では、
すごくいいと思うんだけどね。
＞＞円さん、今からね、
高岡さんが野村萬斎さんの物まね
をしたかったんですよ。
＞＞僕は最初に野村萬斎さん、
いい声だって言おうとしたんですけど、
円さんが流れをずたずたにしまし
た。
さあ、さてスポーツに話を戻しま
しょう。
＞＞そんな話、聞いてへん。
＞＞そんな話、
言うてませんけど。
さあ、野村萬斎さんがきょう、い
い声でおっしゃったのは、
鎮魂と再生って、こういうことでした。
＞＞やりたいだけや。

＞＞やりたいです。
言われたわけなんですが。
さあ、過去のオリンピック、今、
すばらしい映像、
ご覧いただきましたけれども、２通りに分かれます。
でね、上がお国の自慢です。
うちの国もオリンピックやれるだけ、
こんなにすごくなったんだよとい
うパターンと、
そして下はね、
主に２回目以降ですね。だから日本もこれに入ります。
もう自慢をするときは過ぎました
と。
われわれ、もう成長した国になり
ましたので、今、
うちの国はこれを訴えたい、ある
いは、
うちの国をよく知ってくださいね
という、こういうパターンでござ
いますが。
まず、上のパターンからご覧いた
だきますと、
先ほどご覧いただきました、中国・北京でございます。
映像ご覧いただきましょうね。
実況するのも難しいんでございますが、派手、
光、爆音、ね。
もうとにかく、力、
力、力と。
すごいだろうと。
＞＞これは覚えてますよね、私た

ちも。
＞＞覚えてます。
＞＞ということを、ひたすら強調
して、
中国もすごくなったよなということになりました。
そして夜ですけれども、
先ほどもご覧頂きましたが、空は晴れておりますというか、晴れさ
せました。
空を晴れさせましたですよ、
ロケット１０００発で。
これがうちの国のすごい力ですよという、上のパターンなんでござ
いますね。
さあ、
もう一つがお隣の韓国、つい最近、
ピョンチャンがございました。
韓国もソウルで一回やってますの
で、
ソウルのときはお国の自慢が多か
ったけれども、ピョンチャンのと
き、こんな感じでしたね。