2018/08/31(金) 16:47〜17:53 ten.【体操“パワハラ”告発…塚原氏の回答と今後は?】[字]


>>限られた人しか食べられなかった高嶺の花が、戦後、
庶民の味になった理由とは。
>>デミグラスソースは日本で開発されたものなんですけれども。
>>実は、
日本でしか売られていない?
家庭の洋食を変えたデミグラスソ
ース。その知られざる歴史とは。
日本独自の進化を遂げた洋食文化。
そのカラクリを解明いたしますぞ。
>>さあ、
読売テレビがもう開局60年になるんだってね。
これがそのときの映像なんですけ
ど。
>>こちら?
>>こちらですね。
洋食のマナー講座が開かれてるん
ですよ。
当時は最先端のもので、

すごくハイカラ、洋食っていうのはね。
菊間さん、いきなりですが、好き
な洋食はありますか?
>>洋食?オムライス。
>>オムライス?
おいしいですよね。
なるほど。でも、この洋食という
のは、日本人以外の方から見ると、
ちょっと変わった変なものなんですよ。
その歴史に迫ってきたよ。
カラクリ。
>>めっちゃ似合ってますね。


>>大勢の外国人でにぎわう、
大阪・なんば。
いろいろな大阪グルメが軒を連ねておりますが、
その中でも人気のランチが。
>>あっ、
欧風料理、あっ、
こういうことですよね。>>ビフテキに、
オムライス、そう、洋食でござい
ます。
こちらは1946年創業の老舗洋
食店、
重亭。
近年、
外国人観光客が増えているといい
ます。
>>中国人にも親しみやすい味が
して、いいですね。
口当たりがよいです。
>>とてもおいしいです。
>>特に人気なのが、
洋食の定番、
ハンバーグと豚カツが一緒になっ
たセット。
>>肉汁、
おわっ、これ、これ。すごい!
じゃあ、いただきます。
めっちゃジューシー。
これはうまいわ。
この肉のうまみがばん!
と広がる感じ。

もう口の一番深いところまで、
びゅーっ、
すぐ行くよ。これはおいしい。
>>ジェイソン君、本場アメリカ
の味と比べて、
いかがですか?
>>いえいえ、
こういうのはアメリカにない、ま
ず、そもそも。
これ、
洋食と言ってるものは、なんかアメリカ料理だと思ってるんですか

全然違いますから。
これ、日本のものでしょ?
>>そう、ジェイソン君の言うと
おり、日本の洋食は、
海外から見るとちょっと不思議な料理だというんです。
洋食とは、日本風にアレンジされ
た、西洋料理のこと。
西洋にオムレツはあっても、
ごはんと一緒に食べるオムライスは日本だけ。
海外では、
ジャパン・ウエスタン・フードと訳され、日本独自の食文化として、
紹介されております。
外国人向けのグルメサイトでも特集されているほか、
日本政府も、
海外向けのフェイスブックで、
独自の食文化として、アピール。
洋食は日本の新たな名物になりつつあるんです。
>>おいしいけど、そもそもなん

でこうやって、
海外のものをごはんと一緒に、
こういう形で出すようになったんだろうね。
ホワイ?
>>それは日本が通ってきた食文化の変化が関係しています。
>>えっ、誰ですか?
>>世界の食文化を研究しています。
>>今回、ジェイソン君の疑問に
答えてくれるのは、
食文化研究家の青木ゆり子さん。