>>どこ行って食べれますかね。
>>スーパーで、時々こう、パッ
クで売ってることもあるんですけ
ど。
>>シモツカレーが?>>というわけで、シモツカレー
を探しに地元のスーパーへ。
>>シモツカレー。
すみません、
店長でいらっしゃる、すみません。
>>こちらがしもつかれのコーナ
ーです。
>>えー?
おもてたのと違う!>>カレーを想像していたウドち
ゃんですが。
>>全然カレーライスじゃない、
やっぱり。
>>そう、
カレーではなく、ひらがなで、し
もつかれ。
何やらいろんな材料が入ってそう
ですが。
>>おうちでしもつかれ作ろうっ
て書いてありますが、おうちで作
るんですか?
>>栃木県の家庭では、かなりの
家庭で作られてます。
>>へぇー。
>>店内にはしもつかれの材料を
並べた特設コーナーも。
大根、ニンジン、油揚げ、
酒かすに、大豆、
そしてサケの頭も。
>>えー、
サケの頭だけ、見たことないんで
すけど。
ぜひ食べたいですね、しもつかれ
。
>>というわけでしもつかれを家
でも作っている従業員さんを紹介
してもらい。
>>毎年作ってるから。
>>そうなんですか。
寺田さんの家に行ってもいいですか?
>>大丈夫ですよ。
>>なんと、今回もご自宅でごち
そうしていただけることに。
>>お邪魔します。
>>宇都宮のスーパーで見つけた
謎の名物料理のしもつかれ。
一体どんな味なのか。
>>これがしもつかれ。
うの花はこういう色ですけど全然
違う。
ごめんください。
おいしい。
シャケのうまさ感じますよ、すご
い。
>>ごはんのおかずだとこのぐら
いでちょうどいいんだけど、酒の
つまみだと、ちょっとしょっぱい
かもしれない。
>>しもつかれはサケの頭をほぐ
し、大豆や大根などの野菜を煮込
んだ栃木の郷土料理。
給食のメニューになるほど定番な
んです。
その生い立ちは江戸時代と古く、
正月の荒巻ジャケの頭や、節分の
豆の残りを余すことなく使い、神
社にお供えする料理だったそう。
>>これ、栄養があってどうのこ
うのなんつって。
ばあさんが。
>>おいしいですよー。
お母さんの、伝承されてますよ。
お母さんに、認定ですね、これは
。
最高、鎖国メシ。
>>それでは家庭でもまねできる
本日の開国レシピ。
今回は、しもつかれを使ったアイ
デア料理。
しもつかれの揚げ餃子。
しもつかれはサケの頭の代わりに
切り身を使います。
お酒を塗って、臭みを取ったら、
グリルで焼きます。
大根とニンジンは食感が残るよう
荒くおろし、大豆、油揚げと鍋に
。
そこへ焼いたサケも加えます。身をほぐし、
落としぶたをして15分煮たら、
しょうゆと塩で味付け。
>>最後に酒かすを。最後に入れ
ないと焦げちゃうの。
>>焦げちゃう?
>>水分がなくなれば、しもつか
れは完成。
あとは餃子の皮で包んで、
油で揚げるだけ。