今度はしっかり決めました、辻野。
24対14になりました。
◆東福岡も追いすがります。後半26分。
(実況)東福岡。
3人、選手を入れかえてのリスタートのキックです。
16番の小林、そして25番の
武田。
そして20番をつけました豊福が
戦列に入っています。
第100回全国高校ラグビー準決
勝、第1試合。
京都成章 対 東福岡。
元日本代表、大西将太郎さんの
解説でお楽しみいただいています
。
東福岡も選手を3枚入れて何とか
局面を変えようという残り時間。
一気に抜けてきた。
さらに前進。
フォローがいないが、右ウイング
、西端。
この人は準々決勝ロスタイム、幻
のトライがあった人です。
そして、左ウイングの江口。
一気にチャンスにした東福岡。
西端のビッグゲインから左隅のチ
ャンス。
トライに結びつけられるか。
後半、時間はあまり残っていませ
ん。
10点を追いかける東福岡です。
今、後半、手元の時計27分。
さあこれは、取り切れる、
取り切れないで、大違いですね。
(解説)そうですね。
そして、試合全体を考えますと、
早めにトライを取りたいと思って
いると思います。
(実況)右プロップの本田、11
7キロ。
連続攻撃。
入ってきた16番の小林。
とめる青と黄色のジャージ、ピラニアタックルの京都成章。
ちょっとここは時間をかけました
。
19番の山田もプレーに参加、東
福岡。
さらに左、
上からかぶせるようにとめました
。
京都成章。
右へ行った!
右へ行った!
押し込んだ!トライ。
いや、まだか。
トライです!
やはり、本田啓でした!
今大会好調、174センチ、11
7キロ。
そして、ゴールキックもすかさず
決めて、7点を返しました。
24対21。
◆そして、試合は3点差のまま、後半ロスタイムに入ります。
(解説)それだけの準備ができて
いると思いますからね。
(実況)さあ自陣からのアタック
になります。
追いかける東福岡。
つなぐ!
縦にどんどん出ていく。
20番、豊福。
自陣10mラインを越えて、ハー
フウェイラインを目指します。
まずは相手陣に入れるかどうかと
いうところ。
ペナルティーゴールでも同点とい
うゲーム展開です。
右ウイングの西端が行ったぁ!
西端、抜けた!
さらにステップを切る。
フルバック小林が追いすがる。
タッチに出た!
既に時計はロスタイム1分を過ぎている。
時計を見た。
ノーサイド!
最後の東福岡のカウンターを振り
切った京都成章。
花園で東福岡に
初勝利!
四度目の挑戦でついに準決勝の壁
を突き破りました!
◆ということで京都成章が東福岡
に初めて勝利し、
そして、決勝進出も初ということ
で、勝利を決めました。
藤田選手は東福岡のOBですから
、どういうふうに試合を見ていま
したか。
◆本当に最後の最後まで諦めず、
勝利に向かってアタックしていた