パスをつないでいく。
そして、外側にワイドに振って速
いランナーが走る。
(実況)さあ、抜けていく!
さらに、つなぐ!
9番の伊藤。
つないで
最後は5番の青木!!
桐蔭学園、連続トライ!
24対12!
本当に藤田さん、タックルを
まともに受けることなく、
パスをつないでいきましたね。(解説)前半までは
タックルを正面で受けてたんです
けど、後半になって少し修正をし
て、少しずらして当たってるんで
すよね。
一人一人が。
なので、やっぱりオフロードのチャンスが出てくると。
ここでもそうですね。
ここで、もう一回、オフロード。
湧いてくるサポートもすばらしい
ですね。
すばらしいですね。
(実況)こう見ると簡単ですが、
オフロードって難しいんですよね
。
(解説)難しいですね。
相手もオフロードをさせないよう
にタックルをしてくるので
そこをかわしてタックルをさせてオフロードにする。
本当にすばらしいスキルですね。
(実況)さすが昨年のチャンピオ
ン桐蔭学園。
見事なパススキル。
26対12とリードを広げました
。
そして、大きくゲインラインを突
破した2番の中山。
(解説)中山君、いいですね。
サントリーの
桐蔭学園OBの堀越選手みたいで
すね。
(実況)本当に将来が有望な選手
が数多くいる桐蔭学園。
大阪朝高のキックオフで試合再開
です。
再び2番の中山。
前の試合、御所実業との試合では
チームのMVPを獲得している中
山。
パスダミーから前に出る。
大阪朝高が、やや
タックルを受けてしまいました。
ただ、これまでは一度もなかったこのプレー。
長い笛は、守る大阪朝高に反則が
ありました。
ノットロールアウェイです。
タックラーが
速やかにその場から離れませんで
した。
さあ、大阪朝高としては、藤田さ
ん、
ここで2トライ2ゴール差ですね
。
(解説)そうですね。
すごく厳しい状況になるので、まずは、この桐蔭学園の勢いという
ものをとめて、自分たちの強みの
タックルで、そこから
やっぱり自分たちに流れを、少し
ずつでいいので、持ってくれば、
まだまだ時間もありますし
チャンスは全然あると思いますね
。
(実況)ただ、これだけひたむき
に低くタックルに行って、それで
もあれだけつながれるというのは
、ディフェンスをしている選手か
らすると、どんな気持ちでしょう
か。
(解説)やっぱり、メンタルをや
られるんですけど、でも、ここで
メンタルが折れてしまうと、やっ
ぱり決勝まで行けないと思うので
、しっかりここは自分たちの準備
してきたものを
100%出し切って、本当に前に出るタックルをやってもらいたい
なと思います。
(実況)自分たちの強みであるデ
ィフェンス。
そのディフェンスを
再び続けることができるか大阪朝
高。
ハイパント、桐蔭学園。
フリーキャッチ。
さあ、キム・アンピョン。
短い笛。
ノックオンがありました。
やはり、キム・アンピョンに対するマークは、藤田さん、激しくな
ってますか。