もう一つ前に出る、大阪朝高。
藤田さん、すばらしいとしか言い
ようがありませんね。
(解説)桐蔭学園がセットプレー
から
用意していたサインプレーをしよ
うと思っているんですけど、なか
なか思ったように
ゲインができないので自分たちの思うようにアタックで
きないんですよね。
それだけ大阪朝高のディフェンス
はすごいですね。
(実況)ですから、
一旦タックルを受けた後のプレー
でパスがつながれば、桐蔭学園は
前に出られるという形になってい
ます。
(解説)そうですね。
(実況)ここも前に出る。
(解説)ここはチャンスですね。
(実況)さあ1年生の矢崎。パスをつないでいくタッチライン
際。
戻る大阪朝高。
しかし、
最後は、1年生、矢崎がそのまま行った。
トライ!
勝ち越しトライは桐蔭学園。
後半開始早々、
桐蔭学園が勝ち越しました。
桐蔭学園もここからですよね、つ
ないでいったのは。
(解説)この矢崎君がパスをして
、
もう一回、もらうんですよねここ
で。
ここでもう一回もらえる選手がす
ばらしいんですよね。
やっぱり1回で仕事を終わらない
。
1回、自分の仕事が終わったらも
う1回自分の仕事を探してプレー
をするというのがやっぱりこのト
ライにつながっていますね。
(実況)藤田さんもよくトライを
積み重ねましたが、その嗅覚とい
うのはこういうところにあるんで
すね。
(解説)常に
どう、ボールを自分でもらおうかとしている何というんですかね、
メンタルがすばらしいですね。
(実況)1年生で、できているわけですもんね。
(解説)ちょっと将来が楽しみで
すね。
(実況)さあ、桐蔭学園、後半初
の得点がトライ。
勝ち越してその後のキック。
決まりました。
さらに2点を追加。
桐蔭学園が19対12。
リードを広げました。
最初の得点は、藤田さん、桐蔭学
園になりました。
(解説)ここは桐蔭学園としては試合が進めやすい
流れになってきたんじゃないかな
と思うんですけれども
大阪朝高はここでしっかりこの流
れを食いとめて
自分たちに、もう一回、流れを引
き寄せてほしいですね。
(実況)過去2大会は、
この準決勝、いずれも桐蔭学園に
敗れて決勝進出を阻まれました。
三度目の正直。
チームとして
初の決勝進出を目指す大阪朝高。その前に再び立ちはだかるのか、
王者桐蔭学園。
ただ、ことしは、どの監督も話していますが、藤田さん、新型コロ
ナウイルスの影響で本当にチーム
づくりに苦労したんだと。
(解説)やっぱり全国大会、これ
以外の花園までの大会も全て中止
になってしまって
厳しかったですけど、やっぱりこうやってすばらしいプレーを見る
と、
やっぱり各チームとも、工夫して
準備してきたんだなというのが見
えますよね。
(実況)攻め出した桐蔭学園。
桐蔭学園も1か月半前とは
見違えるような成長力と藤原監督
も話していました。
ここは大きく展開。
2番の中山。
強い!
再び、もらう!
この細かいパスがうまくつながっ
てますね。
(解説)ここが桐蔭学園の強みで
すね。
外側で強い選手を当てて、小さい