うだったんですけど、この状況の
中からどうやって逆転、同点まで
持っていくのかというビジョンを
チームで描けているかというとこ
ろが、すごく、今、大事かもしれ
ないですね。
（実況）それで１５人が一緒であ
れば、いい力が出るわけですよね
。
（解説）僕たちも
桐蔭学園と
両校優勝になったときに本当に２
１点差まで行ったんですけど、や
っぱりそれを全員でイメージを共
有して
同点まで持っていけたというのが
あったので
まだまだチャンスはあると思うの
で、しっかりと攻めてもらいたい
ですね。
（実況）さあ、大阪朝高の攻撃。ターンオーバーは桐蔭学園。
この後半、ここに圧力をかけてき
ました。
しかし、藤田さん、この集中力で
すよね。
（解説）切れないですね。
やっぱり本当にブレイクダウンの
見きわめがうまいんですよね。
（実況）ただ、ここはターンオーバーから
桐蔭学園、キックでしたが、ダイ
レクトタッチということで、
切った地点に戻って大阪朝高ボー
ルのラインアウトということにな
ります。
ですから、９０回大会は大阪朝高
が、桐蔭学園に２１対１０で敗れ
ました。
その桐蔭学園が東福岡，藤田さん
がいた東福岡と３１対３１。
両校優勝という大会でしたね。
（解説）そうですね。
本当にあの試合は忘れられないで
すね。
（実況）そういう忘れられない一
試合にすることができるか、大阪
朝高のフィフティーン。
さあ、モールを組んだ。押していく桐蔭学園。
モールを組んでボールを持ってい
るのは大阪朝高ですが、出さざる
を得ません。
前に行くキム・ヨンチョル。
前に当たった。
短い笛、ノックオンは大阪朝高。
ただ、桐蔭学園の藤田さん、圧力
ですよね。
（解説）圧力、最後まで
落とさないですね。やっぱりこういうすきのないチー
ムが、本当に強いんだけなという
感じがしますね。
（実況）前に出たい大阪朝高だっ
たんですが
ここはパスがつながりませんでし
た。
ロスタイム１分の
準決勝、第２試合。今、手元の時計で後半の２９分を
過ぎました。
ですから、後半、残り２分という状況。
ＫＯＢＥＬＣＯスポーツスペシャ
ル第１００回全国高校ラグビー大
会。
準決勝の第２試合。
準決勝第１試合は、
京都代表、京都成章が決勝進出。初の決勝進出を決めています。
その相手となるもう１枠。
桐蔭学園、佐藤が抜けていく。
（解説）すごいマルチですね、キ
ックもして。
（実況）強さもあり、走ってよし
。
そして、蹴ってよしという、ナン
バーエイトの佐藤。
昨年の優勝メンバー。
戻った大阪朝高。
さあ、攻撃に転じたい。
大阪朝高自陣から。回していく。
前に出る
桐蔭学園。圧力をかけていきます。
勝負に出る。
大阪朝高。
激しい接点での攻防。
ボールをとったのは桐蔭学園。
６番、粟飯原のジャッカルからタ
ーンオーバー。
しかし、桐蔭学園、ミスが出て再
び大阪朝高ボール。
タッチライン際。
さあ、抜けるか。
タックル、決まっています。
キム・アンピョンですが、
ボールを前に落とした。