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2019/01/09(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊…イノシシと深い歴史の京都の神社仏閣】[字]


じゃないかということが見えてく
るので、ことし最初に中国に行っ
たということは、
このあとに何か次のビッグ会談が
あるんじゃないかというふうに読
み取れるということになるわけな
んですね。
で、じゃあ、
一方の中国はキム・ジョンウン委員長に利用されてるだけかという
と、そうではなくて、本当の主役、
一枚上手にいるのは中国側ではないかということなんですね。
というのは、
北朝鮮とアメリカ、
トランプ大統領は会談をお互いに
したいというふうに考えている。
こういうふうな複雑な問題がまだ
まだ積み残してあるわけなんです
けれども、
中国の習近平国家主席からすれば、
中国を大事にしなければ、北朝鮮
は動かないぞということを、
トランプ大統領に暗にメッセージ
として投げかけている。
今、
中国とアメリカは貿易問題なんかで、これもぎくしゃくしているん
ですけれども、中国をないがしろ
にすれば、
北朝鮮の問題も進めることができ
ないぞということを、
去年1年間、



着々と中国側は北朝鮮との関係を築いてきたということの証明が、
この年明け一発目の中国と北朝鮮
の会談ということになるんじゃな
いかなと思いますね。
>>思い返してみたら、
その北朝鮮とアメリカをつないで
たのは韓国であって、それは今、
中国なんですね、若一さん。
>>全体的に中朝の利害関係が一致しているということで、
アメリカはあくまでも不可逆的な
検証可能な核の廃棄を求めてるわ
けであって、それに応じないと言
ってるわけですね。
段階的にしか対応しないと言って
る、そういう状態が長引けばこれ、
経済制裁はずっと長引くわけです
から、
そうなってくると中国の支援がな
ければ、
なかなか国家的に維持できない。
だから必然的にアメリカとの関係を自分たちの側に向かわせるため
には、必然的に中国との関係を強
化するしかないというね、そうい
う方向に向かってるんだと思いま
すけどね。
>>それを中国も、北朝鮮を一枚
のカードとして捉えていると?
>>そうなんです。今おっしゃっ
たように、中国としては、
米中関係を改善するための切り札

になっているわけですね。
だからひょっとしたら、
中朝が話し合って、
ある意味で演出的な危機をあおる、
そういう作戦に出てくる可能性も
ありますね。
>>だれが主導権を持っているのかということですよね。
この主導権、中国、中国のやり方
というのは、
戦わずして勝つというこれ、
中国古来からの兵法ですね。
孫子という人が編み出した兵法と
いうのが、実は現代も生きている。
戦わないで勝つというやり方を実
は中国、
今も中国共産党のそういう方針の
中にしっかりと根付かせているわ
けなんですね。
何かというと、
現代版の戦わずして勝つは、三戦、
3つの戦いというふうにいわれて
います。
1つは世論に訴える作戦、そして次は心理戦、
相手の心を揺さぶる。
そしてもう1つは最後、法律、
いろんな国内外の法律を駆使して、
自分の主張をどんどん通していくと。
これが今、大国どうしは武力で戦
争するという時代は終わったとい
うことになるわけですから、

水面下でこの三戦を駆使して今、
主導権を取ろうとしているのが中
国ということなんですね。
具体的にこの中国の三戦を受けて
立っているのが実は、
日本ということなんですね。
この尖閣諸島を巡る問題ですけれども、
今も領有権、
中国側も主張しているわけなんですけど、
じゃあこの世論に訴える作戦、

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