つまり国際社会に対して、
ここは中国のものだということを
もう繰り返し繰り返し伝えている。
そして心理戦、
心を揺さぶる、
この中国の公船が船がもう連日連
夜、
この尖閣諸島沖に今、
来てるわけですね。
そして海上保安庁の船と対じをし
ている。
相手の心をなんとか砕いていくと、
揺さぶって駆け引きをする、
これが心理戦なんですね。
そして最後は法律戦。尖閣諸島、
つまり中国でいう釣魚諸島、
釣魚島というのは、中国のものだ、
これは中国の国内法にもしっかり
と書き込む、
それから国際社会に対しても日本
の主張は間違っている。
例えば、この南シナ海の問題です
と、国際仲裁裁判所で中国の主張
は退けられても、
そういう中国にとって都合の悪い主張は、無視するというようなこ
とも行いながら、
この現代版兵法、
三戦というのを駆使して、
なんとかこの東アジアの地域で主導権を取ろうとしているのが中国
ということになりますね。
>>古くからの戦い方なんですね。
増田さん。
>>でもだからここをピンポイントだけに厳しく対応しても、たぶ
んなかなか難しいじゃないですか。
結局やっぱり、
もっと南のほうの海の問題である
とか、
なんかそういういろんな要素を巻
き込んで、
ここをだからじっくり時間をかけ
て戦う戦術しか、日本側からした
らないのかなって思いますよね。
今の法律でいくと。
>>そうですね。
いろんな角度、いろんな問題で、
それぞれの国が今、主導権を取っ
て、
自分たちが上に立ってリードした
いということですね。
VTRにもあったここに韓国と書
いていますけれども、今、
大きな日本との問題、
壁になっているのが日韓の問題ですけれども、同じように、
韓国側もこの中国の三戦にならう
ような仕掛けをしてきていると。
これも日本も同じように受けて立
っているわけですけれども。
例えばこの世論に訴える作戦、
これはまず日本がまずやった作戦ですけれども、
国際社会に自分たちが作った映像
を、
作ってアピールをすると、
ユーチューブ、ネット上にこういう映像を出しました。
レーダー照射問題ですけれども、
そして、
心理戦ではお互いに証拠を出せ、
出さない、あるいは何をやってる
んだ、
政治家どうしが主導権を取るために、
相手の心を揺さぶりながら駆け引
きをしている。
そして、
もう一つはこの徴用工でいう法律戦ですけれども、
韓国側は裁判所の判決だというこ
とを使いながら、
日本に考え方を改めてほしいと、
プレッシャーをかけるというような作戦。
ですから一つ一つがばらばらのよ
うに思いますけれども、
総合的に見るとこれ、
政治と政治、
国と国の主導権争いが行われてい
るということになると思いますね。
>>西村さん、
にっぽんは冷静に対処するしかないですよね。
>>日本もたぶん、
この現代版の戦わずして勝つということをやりたいんでしょうけど、
例えば向こうから来ても、自衛隊
とか法律的なことで、日本の法律
のことでやれない、やり返せない
こともやっぱりあるので、
どうすれば対応していくのか、今
ね、
言われたようにだまって冷静にっ
ていってもこれじゃ負けるような
気がする。
>>若一さん、どう思われますか
?
>>日本が取るべき態度というの
は、