つながってくる新しい景色が見え
てくると思います。
主導権なんですけれども、今、朝
鮮半島というのは、
新しい秩序、
南北が急に近づいたり、
アメリカや中国がどうなるのかということの新しいルール作りを今、
行っている最中なんですね。
それぞれのこのリーダーたちが、
だれがいったい主導権を取るのか
ということの主導権争いが今、
起きているということがいえると
思いますね。
VTRにもあったように、
まず最初に動き始めたのは、この人でした。
北朝鮮のキム・ジョンウン委員長
ですけれども、
まさに格とミサイルを撃ちまくっ
ていた、
実験をやり続けていたところから
去年、突然、ピョンチャンオリン
ピックに派遣する、
代表団を派遣する用意があるということを皮切りに、
大きく方針を転換をして、
じゃあことし最初の、
この新年の辞、
会見でどういう話をしたのかということでいうと、まさに主導権は
アメリカとのせめぎ合い、交渉で
は、自分たちのほうにあるんだと
いう思いをにじませる発言だった
わけですね。
トランプ大統領と去年の6月に、
かいだんしていますけれどももう一度会う準備はもう、十分に整っ
ているんだという話。
しかし一方で、
アメリカがこのまま北朝鮮に対し
て、
制裁や圧力を続けるということに
なれば、
新たな道を模索するということを
言っている。
これははっきりとどういうことが
あるのかということは言っていな
いんですけれども、また、
ミサイルや核の問題というのが過熱するということを示唆している
んじゃないかということなんです
ね。
アメリカとの交渉の主導権を取ろ
うとするこのキム・ジョンウン委
員長。
じゃあ、この年始、
年明け一番最初に一体誰に会いに
行ったのかというのが、
まさにこの中国の習近平国家主席
だったわけですね。
なぜこの中国に行ったのかという
のは、
去年1年間のキム・ジョンウン委
員長の足取りを見ていくと、
おもしろいことが見えてきますね。
去年突然、
表舞台に登場して、
たくさんの首脳会談を行っているんですけれども、
南北、
韓国との首脳会談、
それからアメリカ、
トランプ大統領との初めての首脳会談、
そしてもう一度、
韓国のムン・ジェイン大統領とピョンヤンで今度、
会談するんですけれども、
その合間合間に必ず中国に行ってるわけですね。
3月に最初に行ったとき、
非常に緊張した表情で、
習近平国家主席と向き合って、
今まで見たことないような光景ですね、
習近平国家主席が話している内容
を、
殊勝にメモを取っていると。
北朝鮮にいれば、
自分が話している話を周りの人た
ちが一生懸命メモを取るというの
が、普通なんですけれども、自分
でメモを取るというのは、
これは本当に初めて見た映像だっ
たんですけれども。
>>西村さん、
最初はこのキム委員長が、
北朝鮮から出るだけで、大きなニ
ュースだったんですよね。
>>そうですよね。
だけど今こうやって並べて見てみ
ると、
本当に中国との関係の間に、
まるで南北首脳会談とか米朝首脳
会談を間に挟み込んでるようにも
結構見えますよね。
>>中国があって、ビッグ会談、
中国があってまた、ビッグ会談と
いう連続ですから、当然、
ここで何かを方針を決めているん