そういう方が
亡くなるということが今後
増える可能性が、僕自身は
あるというふうに考えて
現場でもそれに強い危機感を
抱いています。
実際に本当に苦渋の思いで今、東京の医療をどうするか
東京都の中で
論じられていると思います。
大下≫今日は石澤さんに
リモートで
ご出演いただいていますが
こういう状況は、ひとごとではないということですね。
石澤≫そのとおりで。
こういったことがあるので
もし自分が感染したら
どうしようと考えて
血液中の酸素濃度を調べる
パルスオキシメーターっていいましたっけ。
それが手ごろな価格で
あるということで
実は今朝
注文してみたんですよ。
そしたらすでに
お取り寄せですということで
在庫がないという
感じになっているので
多分、多くの人が
もし何かあったらどうしようと
常に自分のことを
モニターしようと
危機感というのは非常に強く
持ってるんだなと実感しました。
大下≫今、石澤さんから
お話があったのが
血中酸素量を計測する
パルスオキシメーターなどを自宅療養者の方へ
支援のために配布をしている
という状況のようですが
デーブさん、入院したくても
受け入れてもらえないという。
デーブ≫かつて問題になっていた
たらい回しと同じです。
せっかく日本で感染者が
比較的に少ないは少ない。
なのに病床が足りない。
だけど病床の数が
とても多いわけです。それは
日本の病院の特徴があるわけ。
専門家たちはずっと
おっしゃっていることですが
だから
県立、都立、国立と
聞こえはいいんですが
権限が意外に与えられていなくて
いろんなところから
集めさせるということは
なかなかできないという
ジレンマもあるとも追うんです。
大下≫今、お話がありました
どうしていけばいいのかということで
鍵は医療資源の集中
ということで見ていきます。
佐々木≫さまざまな対策が
検討されています。
まず、都立病院など
コロナの重点拠点にするということです。
昨日、小池都知事は
都立病院と公社病院の病床を
1700床確保するよう
指示したということです。
これ現在の1100床から
600増やして5割増し。
その際、現在の
入院患者はほかの医療機関に転院させるなどの対応も
考えているということです。
都は、医療資源を集約して
原則、全ての都立・公社病院で
患者を受け入れて
一部の専用病院化も含めて
検討しているということでした。十三市民病院のようなものを
検討している
ということでしょうか。
そして、当然、ベッドがあっても
人がいないと稼働ができません。
医療スタッフが不足しているので
新たな試みとして厚生労働省は
全国の看護系の大学
およそ280校に
看護師の免許を持つ
大学院生や教員を
新型コロナ患者を受け入れている
医療機関などへの現場に派遣するよう
要望しているということです。
そして、今後患者が更に急増した場合に備えて
こういった取り組みも
あるようです。
広域連携も重要ということで
走る集中治療室ECMO Carというのがあるんですね。
重症患者の治療に使う