エピセンターといわれていますが
僕、数字そのものは
もう少しいくんじゃないかと
考えているんですが
今、感染爆発が起きていると
考えて
間違いないと思います。
大下≫陽性率も
高くなっています。
そんな中
入院待機者が増えています。
佐々木≫まず
感染が分かった場合
療養場所はどのようになるのかと
東京都の基準を見てみます。
まず、病院への入院が
必要とされる方は
中等症以上の患者です。
具体的には、発熱が38度以上
呼吸が苦しい
肺炎の疑いがある
あるいは全身の倦怠感があるなど
いずれかを満たす。更に基礎疾患がある。
糖尿病や心血管疾患などを
持っている方が
含まれます。
70歳以上であるとか
妊婦であるとか
そういった方が
入院の基準となります。
そして宿泊療養
ホテルなどで
療養するという基準は
軽症または無症状の患者です。
更に自宅療養というものもあります。
軽症または無症状で
お子さんがいるなど
やむを得ない事情で
宿泊療養に同意できなかった同意しなかった患者となります。
ただ、実は東京都の基準では
入院や宿泊療養でありながら
その施設に入れない人も
いるわけですね。
それが入院調整中という人です。
まさに入院調整中の方が非常に増えているということです。
入院・療養等調整中。
これは保健所が入院や宿泊療養の調整をしている
段階というわけなんです。
行き先が決まるまで
基本的に自宅で待っている状態の
患者さんです。
東京都の推移を見てみますと
去年8月2日
こちらの時は
1232人だったんです。
そこから次第に減少しまして
10月19日の段階で
178人まで減ったんですが
その後、またどーんと増えてしまっている状況。
昨日の段階で4759人
27倍に増えてしまいました。
3か月足らずで
こういう状況になったと。
では、なぜ、入院調整中の方が
激増したのかというところ見てみますと。
それだけ東京は
ひっ迫している状況が
あるんですね。
東京の病床使用率。
昨日、4000床を
確保したとなりましたが
その段階で78.9%
8割近く使用している状態です。
昨日の東京都モニタリング会議で
国立国際医療研究センターの
大曲センター長は
こう言っています。
このままでは2週間後を待たず
4000床を超える
恐れがあると
危機感を出しています。
また、全国的に
こんな事例もありました。
厚生労働省の
アドバイザリーボード。
一昨日発表したところだと
入院調整が難しい中
高齢者施設の中で入院の待機を
余儀なくされるケースも
あるということでした。
大下≫伊藤さん、東京では入院調整中の方が
5000人近くに
なってきています。
その5000人近くの方を
どなたから
入院していただくかという
優先順位は
保健所が担っている
ということなんでしょうか。
伊藤≫保健所が