ECMOや人工呼吸器などを
搭載できる車です。
第1波で実際に稼働していました。
病床が足りない
名古屋市内から都内まで
3時間半かけて患者の搬送も
行ったということです。
日本呼吸療法医学会によりますと
全国に5台が展開済み。
2021年度以降
あと3か月以降ですね。
およそ10病院が導入を
目指しているということでした。
大下≫伊藤さん
鍵は医療資源の集約ということで
東京都では都立病院や公社病院を
コロナ専用病院にしようとしているということですが
これ、去年の夏ぐらいから
言われていた話だと思うんですが
まだそこができていない
ということは
どういう理由が
考えられるのでしょうか。
伊藤≫小池都知事の責任は
大きいと思います。
パルスオキシメーターの話も
ありましたが
僕自身、昨年の2月ぐらいから
パルスオキシメーターを
用意したほうがいいと
言っていたんですが
一番の問題は
都立病院をこういう形で
病床確保というのは
最後の砦ということです。
ある言い方をすれば
禁じ手だと思うんですね。
今、入院している方たちを
後、一般医療に完全に、いわゆるしわ寄せが起きることは
間違いないです。
東京には600ぐらいの病院があるんです。
全国にも73万床ぐらいの
急性期、コロナなんかができる病院があるんですが
実際今入れられるところは
3万床くらいで
これはもっと早いうちから
政府や東京都が
きちっとシミュレーションして
きちんとしたシステムを
作ってこなかった。
今、何が問題かというと
重症者は地域の最後の砦に
運ばれているんです。
都立墨東病院は
重症病床がいっぱいで
その方たちが
2週間とか3週間とかいると
少し良くなっても
出す先がないんです。出す先がないというのは
どういうことかというと
重症病床でICUに
いる人たちが少し良くなったら
もう少し後方支援の病院に
回すなんてことを
しなきゃいけないんですが
実は墨田区はこういう取り組みを
どうも始めるようです。
地域の7病院と連携して
最後の砦を守れということで
こういう考え方が
非常に重要なんですが
一方で、都立病院に
1700床を確保するのも
しょうがないと思うんですが
僕は民間病院を
もう少し活用して
民間病院でものすごく一生懸命
頑張ってるところがあるんですが
例えば、皆さん病院というと
何でもできるのが
病院と考えているんですが
日本は病床数は
ものすごく多いんですね、実は。世界に比べても
多いんです。
ところが、それが全て
我々が考えているような
治療ができる病院ではなく
お医者さんも
大学からアルバイトで来ていたり
看護師の数も
急性期の病院ほど十分ではない病院がたくさんあるんですね。
まさに今、ウイルスとの
戦争ですから、その中で
本当に皆さんが国難として
立ち上がらないと
僕は、この危機は
救えないと思っています。
大下≫ここまでで中野さん
いかがでしょうか?
中野≫病床の有効活用