我慢の限界が来ているらしいんですけど。
一方、トランプ大統領が
暴動を扇動したというのは
罪なんですよね。
犯罪ですから問われる可能性もあるし。
実際に乱入して入った人たちの
数十人が
顔写真と名前も全部出ていて
これも罪に問われますよ。
実刑、最高で10年ということも
あり得ますので
このまま放っておくことは
ないんですけどもね。
ただ、いかにもこの4年間
恐ろしい4年間だったということで
陰謀説を
どんどん信じるようになって
トランプ大統領を崇拝というか
妄信する結果でも
あるわけですから
それをあおっている一部のメディアもいけないという
責任も感じてほしいと
思いますね。
堂≫そして
トランプ大統領ですが
任期まで2週間を切る中
即時免職を求める声が上がっています。
ウォール・ストリート・
ジャーナルは6日
アメリカの下院司法委員会の
民主党議員18人が
連邦議会議事堂での暴力を
扇動したと
ペンス副大統領に
トランプ大統領の免職を求める書簡を
送ったと、報じています。
更にアメリカで最も影響力を持ち
共和党寄りで知られている
全米製造業協会のティモンズ氏は
退任する大統領が暴力をあおって
権力を維持しようとしたと批判し
閣僚と協力して
憲法修正第25条の発動を
真剣に検討するべきだと
即時免職をトランプ政権幹部に
要請しています。
この憲法修正第25条とは大統領の職務遂行が
不可能と判断された場合
副大統領がすぐに代行できると規定されたもので
つまり
トランプ大統領を即時免職して
ペンス副大統領に
代行してもらうというものです。
一方でトランプ大統領が
声明を出しました。
選挙結果には絶対に反対だが
1月20日には政権移行が無事行われるだろう
偉大な1期目が終わりを迎えるが
これは再び偉大なアメリカを目指す闘いの
始まりに過ぎないと
述べています。
大下≫石澤さん
アメリカは異例の事態と
なっていますね。
石澤≫そうですね。
ただ、これは
結局のところ4年続いた
トランプ劇場の終わりというのが
1月6日の
この出来事だったんじゃないかと
思います。
その意味では
あとこれから1月20日まで
あるいはそれ以降の短期的には
異常な反トランプというふうな動きというのは
静まるんじゃないかと思います。
フェイスブックもツイッターもトランプ大統領のコメントは
もう載せないと
アカウントフリーズしたということもあります。
ただ、中期的には
アメリカの分断というものは
固定的な状況に
なっているわけですから
今回のような
暴力的なものはないにしてもアメリカの中で起きた
極めて深刻な分断
というものに対しては
次のバイデン政権が
一生懸命それを
どうにかするというふうなことを
しなきゃいけないと思います。
それと同時に閣僚の辞任とか
そしてまた、政権のスタッフ
安全保障担当の補佐官の
辞任とかっていうのは
これから10数日間
就任まであるわけですけども
それが逆に非常に危ないという
感じがします。
例えば中国とかロシアとかが