すごい!>
そういう意味で、免疫機能が
高まるような納豆菌を探して
903番目に見つかった
という事だと思います。
<実際に、S‐903納豆菌を
使ったマウスの実験では
インフルエンザや
ノロウイルスなど
感染症の発症を抑制する
という結果も出ているんです>
<でも、そもそも
そんなすごい納豆菌を
どうやって見つけたの?>
<実は、そこに驚きの企業努力が隠されていたんです>
<今回は特別に
タカノフーズ納豆研究所で
その秘密を教えて頂きます>
<しかし、納豆研究所には部外者立ち入り禁止!>
<そこで…>
<カメラを研究所のスタッフに渡し
撮影をお願いしました>
<今回、カメラをお願いしている西川さん
いい映像、期待してますよ>
<おっ!それなら安心ですね>
<それでは
開発担当者の赤田さん
まずは
何を見せてくれるんですか?>
<企業秘密で
中は見せてもらえないけど
ここにS‐903が
保管されているんですね>
<すごい量だけど
何種類くらいあるの?>
<そう。S‐903は
およそ2200種類の納豆菌を調べ
選び出された
最強の納豆菌だったんです>
<ちょっと顔は映ってませんが
赤田さん、納豆菌はどうやって見つけるんですか?>
<へえ!土や花にもいるなんて
驚きですね>
<そう。実は納豆菌は
私たちの身近な場所に数多く存在しているんです>
<しかし、そうなると
探す場所は無限大!>
<その中で、一体、どのように
探しているのでしょうか?>
赤田さん:勘です。
こういう場所から取ってみようかとか
ああいう場所から
取ってみようかとかっていう形で
取るという形ですね。
<なんと、まさかの勘頼み!>
<わかりやすいように
再現してみると…>
<ある日には、土を採取>
<また別の日には草を採取するなどして
新しい納豆菌を
まさに神頼みしながら探しているんです>
<そうして採取してきた
ワラや土から
どうやって納豆菌を取り出すのか
実際にやってもらったぞ>
赤田さん:これは
生理食塩水になります。
ここから、置いておいたものを
こちらの熱々のお湯の中に漬けます。
<S‐903を探し出すのに
こうした作業を
2200種類分行うなんて
すごく時間がかかったんじゃないですか?>
今後も
このS‐903ぐらいすごい…。
あるいは、それ以上にすごい菌が
発見される可能性は高い…?
22000調べたらどうなるか
っていう事になるんですね。
そういう意味からいえば
大豆はそれほど変わらないです。
しかし、微生物は
色んな種類いますから
どんな納豆が出てくるか
っていうのは
色々、まだまだ、これから先
夢はあるんじゃないかな
というふうに思っております。
<納豆自体のパワーもすごいんですが
パックに入っているたれにも
注目してほしいんだ!>
矢澤先生:聞いた事
あるかもしれませんが
乳酸菌の中でですね
シールド乳酸菌っていうのがあります。
これが、100億個入ってます
1パックですね。
ですから、たれも
一緒に食べるという…。
非常に…