多くないですか?>
<そんな方のためにも
うれしい商品>
斎藤:こちらです。
伊沢:ああ~。
<ミツカンさんが開発した
金のつぶ におわなっとう>
<味はおいしいまま
納豆独特のにおいを減らし
食べやすさを実現したのが
最大の特徴>
<一体、どうやって
においの少ない納豆を作ったのか?>
川西:こちらの商品は、もう
わかりやすいネーミングですよね。
その名のとおり
納豆っていうのは
においの結構きついものという
固定概念を覆して
大ヒットしたという商品…
という事ですよね。
ただ、でも、そもそも
なぜ、この納豆はにおうのか?
これ、わかる方いますか?
伊沢:なんで…まあ、でも基本的には発酵しているので
成分が変性して
香りがっていう…。
山田先生:そもそもですね
皆さん、なんとなく
感じていらっしゃると
思うんですけど
発酵と腐敗のメカニズムって
なんら違いがないんですよ。
メカニズム、一緒なんですよね。
じゃあ、発酵と腐敗ってどう違うかっていうと
人間にとって体に良ければ
発酵っていうんですね。
それで、体に悪ければ腐敗
っていうだけの話なんですよ。
つまり
人間サイドの都合なんですね。
それで
微生物というのはですね
発酵もしくは腐敗の過程で
においの化学物質を出すんです。
従ってですね
においが出るのは
どうしても
仕方ない事だったんですが
この商品は
抑える事ができたんですね。
これは画期的で
素晴らしい商品だと思います。
<納豆なのに、においが少ない>
<納豆の弱点を見事克服したこの商品>
<一体、どうやって
においを抑える事に成功したのか?>
<納豆菌を研究して25年>
<ミツカンが誇る納豆菌のプロ竹村さんによると…>
<ミツカンは
様々な納豆菌を発見しており
においを抑える納豆菌も
いるはずだ、と探し始めた>
<納豆菌って、いっぱいいるから
探すの大変そうだね>
竹村さん:この時は
大体2万ぐらいを調べていて
菌を探してきて
で、実際にそれで納豆を作って
その納豆の品質を見る
っていう事をやりました。
<2万種類もの納豆菌を
調べるだなんて
とっても大変!
どうやって探したんだろう?>
<今回は、その方法を
特別に見せてもらったよ>
<これは、納豆菌がどんな状況で
増えるか増えないかを
確かめる実験>
<竹村さんが使うのは大量のつまようじ>
<つまようじの先端を使い
納豆菌を少しずつ植え付けていく>
<ひたすら、これの繰り返し>
<この作業を、目的の納豆菌が見つかるまで繰り返し
1日に6千回
点を打つんだそう>
<こうした地道な作業を
竹村さんは来る日も来る日も繰り返し
ついに、においを抑える
N64菌を発見>
<およそ1年かかったんだそう>
<実験を何度も繰り返し
納豆に使えそうな候補が
見つかったら、次の実験へ>
この機械で、納豆のにおい成分の
分析をしています。
<この分析装置で
普通の納豆菌とN64菌を比べてみると…>
<これが