<科学で斬ってわかった驚きの食感とは?>
<食べやすさにこだわって
大ヒットした納豆>
<続いては…>
<科学の山田先生が注目したのは
日本一の回転寿司チェーン
スシローの、納豆軍艦>
<去年発売されると
わずか半年で
およそ250万皿
売り上げた>
斎藤:はい、こちらです。
川西:めかぶ長芋納豆軍艦。伊沢:ああ、ある。
川西:2020年発売。
半年で約250万皿売り上げ。
上川:すごいな、それは…。
どのぐらいすごいかといいますと
スシローのお皿を
約250万皿、積み上げていくと
ほぼ富士山と
同じ高さだそうです。
水田:えーっ!
斎藤:科学で斬ったらわかった!ネバネバ3種で究極の食感!
という事です。
<その人気の秘密を
売り上げ日本一の
回転すしチェーン
スシローに聞いてみましょう>
吉田さん:新しい…新商品っていう納豆を
今まで開発してこなかったので
一度、納豆っていう可能性を
もっと広げられないかというので
開発したんですけれど。
<そこで開発されたのが
めかぶ長芋納豆軍艦>
<味はもちろん
食感にこだわって
およそ3カ月の試行錯誤が>
長芋も、すりおろしたものや千切りのものとか
色々入れてみたんですが
ただお口の中で
ネバネバしてしまうだけに
なってしまったので。
<確かに
ネバネバのものばかりだと
食感が気になる人も多そう>
<そこでスシローが考えたのが…>
最終的に、長芋は角切りに
めかぶは千切りに
納豆は小粒納豆。
伊集院:考えた…これがベストだったんだ。
吉田さん:形状も違うので
口に入れた時にネバネバ感プラス
それぞれの食材の形に対する食感
っていうのが生まれて
非常にいいバランスになったかと
思いました。
伊集院:突き詰めてるね。
<さらに、混ぜる時は食感を壊さないように
人の手で丁寧に混ぜている>
<手間暇かかってるなあ>
斎藤:さあ、山田先生
科学的に見ていかがでしょうか?
そうすると、一つ一つ
割合が違うんですよ。
だから、飽きない。
私個人の意見ですけどそもそも論で
すしってなんだろうと思った時に
すしっていうのは
銀シャリが空気を抱き込んで
ふんわりと握られてあって
その上に、ち密な魚類がのってる
っていうのが
すしだと思うんですよね。
山田先生:今回のこれは
サイコロ型と、それから短冊型と
それから丸いままで
混ぜるとですね
隙間が少なくなるんですよ。
つまりですね、すしの
ネタの定石に従って
ち密な上にのったものが
できるんですね。
それが、おいしさに
つながってるんだろうと思います。
<それでは
科学的に理にかなった食感
スタジオで試食してみましょう>
川西:食感がポイントっていうふうにね
おっしゃってましたけれども。
伊集院:うん。シャキシャキ!
この長芋のシャキシャキ感が
絶妙。
確かに、これは
すっちゃダメだったでしょうね。
なるほど。形にまでこだわってた
理由わかりますね。
最後に小粒の納豆が残る
っていう感じ。
計算され尽くして