2018/12/13(木) 16:47〜17:53 ten.【旬感中継…蓬莱さんと学ぶ!大掃除の(秘)テクニック】[字]
>>そんな彼らが作るしいたけは、
味よし、鮮度よしの、
その名もよろしい茸。
大阪府内のスーパーや飲食店、百
貨店からも注文が入り、
多いときには1日で10店舗以上
に配達するほど、
人気を集めています。
このしいたけ栽培は、
障害を持つ人に働く場所を提供す
る単なる福祉事業ではなく、
豊田さんのある思いが込められて
います。
>>望むべきはやっぱり一般就労
して、自立して、
自分で自分のことができるように
なってもらったら、一番いいなと
思って。
>>大阪・北新地生まれの豊田さん。
20代からスナックやクラブを経
営し、
一時は年商数億円を稼いだ時期も
ありました。
>>いろんな物件を買ってしまっ
て、
その物件が結局バブル崩壊で不良
債権になっちゃって、借金だけが
残ったっていう、まあまあ、14
億ぐらいかな。
子どもはまだ、
そのとき1歳と5歳で、
両親が介護老人やってね、
2人ともね、両親の面倒見ながら、
2人の子どもを育てて借金返済っ
ていう、
そのへんのときは一番苦しかった
かな。
>>再起をかけ、不動産会社を設
立し、
十数年かけて借金を完済。
人生の折り返し地点にさしかかり、
ふと、
ある考えが頭をよぎったそうです。
>>自分の生涯の中で、ああ、
こんなことしてよかったなと思える人生が送れたらいいかなってい
うのが、そもそもこの福祉サービ
スに走ったきっかけなんで。
>>そして、
60歳を超え飛び込んだ福祉の世界。
障害者が自立するために、
一般企業で働く手助けをしたいと考えるようになりました。
>>世の中が障害者雇用をせない
かんというブームにはなってると
しても、コミュニケーションが取
れないとか、
自分の思ってることが口に出せな
かったら、
どんどん落ちこぼれていくでしょ。
そういう子らがもし一般就労したとしても、どっかでひずんでくる
わな。
だからこれはもうちょっと、
やっぱり経験させたり、
訓練しなあかんなという子はいっぱいおるわけですやん。
ハタやん、
携帯はなし!
時にはやっぱりしった激励という
か、
怒らないと、一般企業に行ったと
きに、
ばーんと怒られる人もいれば、優
しい人もいるし、でも厳しい人に
も、
どう接していいかっていうのを覚えてもらわないかんので、
そこは私の役目かなと思ってて。
>>4年前から働いている横田さん21歳。
家に引きこもりがちで、
以前は休むことも多かったといいます。
>>今すごく頑張って、真面目に
来てますよ。
よう休んでましたからね。
ひとつきぐらい休んで、
もうそろそろこんなもんにしとい
たらどうやいうときには、迎えに
行くんですわ。
>>えっ?家まで?
>>家まで迎えに行くんですよ。
もう1人暮らしの準備の段階に入
ったんで、だからもう、
休んだら家賃払えんもんね。>>払われへん。
生きていけない。
今になってやっと、
そうやってもらえるのは、
ありがたいことなんやなということが。
>>理解できましたか?
>>理解できた。
>>うれしいね、
そう言うてくれると。
>>しかし、今、
大きな問題に直面しています。
従業員たちの自立を支える給与を、