浮きや魚網などが目立ちます。
そして中には、
ハングルの書かれた海外から流れ着いたと思われるものも多く見受
けられます。
そして私が立っているこの場所な
んですが、僅か1年半の間に集め
られたものだということです。
>>漂着ごみは、
天候が荒れた日に多く打ち上げられるといわれていて、昨年度は、
台風18号などの影響で、
例年の4倍を超える量になりました。
漂着ごみの処理のために、
2015年度からは、
ほかの市の処分場に一部を持ち出
して処理していますが、
それにより、
処理費用も増加することに。以前、
漂着ごみの処理費用は、国が全額
負担していましたが、
日本各地で漂着ごみが増え、
国の予算を圧迫。
そのために3年前から国の負担割
合が年々減少していて、
昨年度は全体の2割を市や京都府
が負担しました。
>>市民が実際出せるごみという
ようなごみが出せなくなるという
状況っていうのが当市としては一
番困る状況になりますので、
当市だけではない、
由来のごみが、海岸漂着ごみというような形になっておりますので、
そういった部分では、やはり、国
のほうの支援によりまして、そう
いった部分は手当をしていただけ
たらと。
>>京丹後市では、
2025年度に新しい処分場の完成を目指しているということです
が、
近年の異常気象によって増える漂着ごみが、
日常生活を脅かそうとしています。
>>続いて。
>>レッツゴー!
>>若一調査隊。>>きょうのテーマはこちらです。
京都市を支える大動脈、
五条通は、
忘れられた戦争悲劇によって拡幅
された、
全国で60万戸以上が破壊された
建物疎開。
戦時下におけるその過酷な実態が
明らかに。
>>戦時中の学童疎開については
さまざまに語り継がれてきました
けれども、
この建物疎開ということを聞かれたことありますか?
>>いや、ないです。
>>ほとんどの方が忘れておられるんですが、実態はこういうこと
です。
ご覧ください。
>>日本が誇る世界有数の観光都
市、京都。
その京都市内を東西に走る幹線道
路、
五条通は、道幅が50メートルも
あります。
しかし、
もともとは、
幅5メートルほどの小さな道だっ
たこと、
ご存じですか?
なぜ五条通がここまで道幅の広い道路となったのか。
そこには戦争が残した驚くべき事
実があったのです。
>>さあ、
われわれ京都の五条大橋の上にいます。
この道路の幅見たらすごいでしょ
?
>>広いですよね。
>>大阪をシンボライズする大通といえば御堂筋なんですが、
御堂筋は幅45メートルぐらいな
んです。
はるかにこっちの五条通のほうが
広いんですが、なぜ50メートル
幅の道路になったか。
その理由がここに書いてあります。
ここにね、
五条通が戦時建物疎開あとに幅50メートルの道路となり。
つまり、建物疎開の結果なんです。
>>建物疎開ってなんですか?
>>意外に知られてませんけども、
これ実は、戦争中に、
非常に庶民が苦しんだ現実でもあ
るんですね。
>>戦争末期、空襲により火災が
周辺に広がるのを防ぐため、国の
命令により、
事前に建物を取り壊して、防火地帯を作りました。
それが建物疎開。
全国279の都市で実施され、
60万戸以上が取り壊されました。