2019/02/08(金) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝大阪・松屋町をぶらり青年社長の極貧幼少期を乗り切った(秘)知恵】
てて。
去年ですね、実際に茶畑に行って、一緒に茶摘みをしたりとかして。
できるだけ生産者さんに近いものづくりをしたいと思っていて。
生産者の方に直接お会いして?
◆はい。
◆こちらのチョコレートも
日本ならではの組み合わせ。
◆金箔が。
それ言われたら
それもあるなみたいなのはある。
◆あっ!そういうことか。わかった!
◆どっちや?
◆行こう。
◆せーの…。
麹や!
麹からできるから、
日本酒は。◆これは何ですか?
◆日本酒です。
◆まあまあ、一緒ですよ。
◆日本酒に関しては京都佐々木酒
造さんの
「宵の洛山」というのを使わせて
いただいてます。
◆非常にこのチョコレートとの相
性、こんなにいいんですね。
◆切れがすごくいい日本酒であと
製法も
日本酒のよさを消さないように
つくるというふうにしています。◆お互い、いいとこ取りで、
おいしいうまみとね。
◆幾重にも驚きが詰まった
小野林さんが生み出す
チョコレート。
一体どうやって
つくられているのでしょうか?
◆ここに置いてあるのがクーベル
チュールです。
◆クーベルチュール?
どういうことなんですか、それは。
◆クーベルチュールって、チョコ
レートにランクがあって、
一番、最高ランクのチョコレート
なんですけど。
◆クーベルチュールとは、
製菓用の原材料となる
チョコレートのこと。
使用するカカオ豆の産地や配合などで
無数のクーベルチュールが
存在します。
◆これはやっぱり味が全部違うと
いうことですよね?
◆全部、違いますね。
メーカーによっても味が全然違う
んですけど、カカオって赤道から
プラス15度、
マイナス15度の域でしか
気候的に取れないんです。
カカオベルトというんですけど、
そのベルトにある国でとれるもの
ですね。
それぞれちょっと
味が変わってくるんですよ。
◆銀シャリでも違いがわかるのか?
カカオの含有量が同じものを
原産国を変えて食べ比べ。
まずは、ベネズエラ産の
クーベルチュール。
◆ベネズエラとかだと、
フレーバービーンズと呼ばれるんですけど、
ちょっとフルーティーな香りがし
ます。
フレーバービーンズは結構、
食べやすいです。
◆ほんまですね。
◆しっかりとしたこのカカオ感、
苦みもありますね、これ。
◆続いて
パプアニューギニア産を
食べてみると…
◆あっ!
◆そんなに?
◆香りが違います。
ほんまに意味わからないと思いますけど、
忍者みたいな香りしますよね。
忍者。い草感というか、
何か、独特やな、この香り。
◆そうですね。
ちょっと薫製な感じですね。
同じ黒色のチョコレートでも
全然味が違う。
◆風味が細やかに違うクーベルチュール。
理想の味に仕上げるため、
多いときには
50種類を使い分けるという
小野林さん。
中でも小野林さんの
とっておきが…
◆チョコレートに名前をつけても
らってるんです。
◆ミスター・オノバヤシ。