2019/01/22(火) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝インドに恋した女性の父との波瀾万丈人生▽たむけん新潟かに旅】


◆20年…、19。
◆ぐらいのときに?
◆冬休みに
インドに行ったんです。
◆冬休みを利用して、
インドに行きはったんですね。
◆ほんで、
行ったときに、

ほんまに、めっちゃインドって、
何でもありの国。
◆何でもありってどういうことですか?
◆混沌としてるんですよ。
強さを感じたんですね。
ほんまにがりがりのおじさんが
太った裕福の
女の人を人力車で
引いてはるんですよ。
日本やったら、かわいそうと思う
じゃないですか。
◆がりがりやからね。


◆そんなん普通やし。
◆それで、たくましく生きてるわ
けや。
◆そうそう。
◆がりがりの人が。
◆ほんで、お母さんとお父さんと

普通に路上でご飯をつくってるん
ですよ。
外で寝てはるし、
その子らも、めっちゃ楽しそうに遊んでる、
横に。
横で。
◆家ないんですか?
◆家ないんです。
めっちゃ楽しそうやねん。
「何や、この国!?」と思って。
◆そのときは、バイタリティーを
感じるんですか?
◆バイタリティー。
◆生きてるという。
人の力?
◆人の生きてる力。
アイデンティティー、個人個人の
力がすごいんですよ。
それで、インドにはまったんです
か?
◆めっちゃはまって、冬休みにイ
ンドに行って、ほんで、
春休みに…。

◆また行ったん?
◆大学やめたんです。
日本で勉強なんか
いらんわと思って。
お父さん、ごめんなさい。
お父さんめっちゃ厳しい人やった
から、ごめんなさい、
事後承諾で
退学届出して、公衆電話で、
すいません、お父さん
大学やめましたって。
ええ!?って。
◆それはそうやわ。
◆帰ってこんでええわ。
勘当されて。
◆おまえ帰ってくんなって言われ
たの?
◆帰ってくなって。
◆学校をやめ、バイトなどでお金を稼ぐも
インドへの思いは断ち切れず、
26歳のときに
神戸のインド料理店に就職。
その時、さらに
お父さんを困らせる出来事が…
◆また、親に内緒で
ネパール人と結婚したんです。
◆あかんわ、あんた。◆その後…。
◆インド料理屋、勤めたでしょう。
そのときにネパール人がおったんでしょう?
◆それで、たまたまコックさんが

ネパールに自分の家に帰国すると
きに、一緒に行かせてもらって、
そのときに
会った人と…。
◆ネパールで?
◆結婚した。
すいませんって。
勝手に結婚して。
◆結婚したん?
3カ月でしょう、
向こうにおったん。◆3カ月ぐらいですね。
◆その人と結婚しようと思ったの

どれぐらい? つき合って。
◆その間で。
◆でしょう?
ということは、1カ月とかで好き
になって
1カ月で「結婚しよう」みたいな感じでしょう。
◆それぐらいですね。