2018/10/31(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!松尾芭蕉が愛した滋賀・大津へ】[字]
大みそかの日も、ここで、
みんなして、
囲んで。
>>まさにここは、
弟さんが座られてた場所ですか?>>この場所ね。
>>孝司さんが失踪した当時のこ
とをお聞きしました。
>>弟さんがいなくなられたのが、
昭和?
>>49年。
>>49年。
>>2月24日ですね。
>>49年2月。寒い時期ですね。
>>寒い時期です。
>>なんか当時、いなくなること
に関して、思い当たる節みたいな
のはあったんですか。
>>いや、それは全くありません。
>>佐渡島で行方不明という連絡が入り、
お兄さんもすぐに島へ渡り、
警察と一緒に大がかりな捜索を行いましたが、
なんの手がかりも見つけることが
できなかったのです。
>>恐らく拉致だろうっていうよ
うな話が出始めて、
お兄さんの中で確信に変わってい
くのは、いつごろの話ですか?
>>それが、
ここで曽我さんが、
出たっていう号外が出まして。
>>読売新聞ですね。
カタカナ表記やから、
どういう字かも分からない状態だったってことですかね。
曽我ひとみさんっていうお名前が、
号外で出たときっていうのは、当
時のことって覚えてますか?
>>覚えてますよ。
だから、発表された中のほかの4
人は、
もうすでに拉致された疑いが濃厚
ということで、
名前が出てた形ですけど、
それとは違う、
全く誰も今まで名前を出したこと
のない人物。
誰も日本の漢字が分からないって
いう。
誰?
それ?っていう、そんな状況だったです。
単に行方不明者扱いになってて、
その発表、
2002年までは誰も拉致だと思
ってなかった。
>>2002年、蓮池さん、
地村さん夫妻と一緒に、
飛行機から降りてきた曽我ひとみ
さん。
実は政府でさえも拉致被害者だっ
たとは知らず、
単に行方不明とされていた女性だ
ったのです。
>>この新聞を親戚の者が、
この号外持って走ってきて、これこれこれだ!って言って、
孝司もこれじゃないかって行って、
私も見て、いや、ここ、書いてあ
るって。
最後のここに、近くの、
県職員も1人行方不明になってて、
県知事が。
>>書いてくれてるんですね、
弟さんのことを。>>そうですね。
>>佐渡島では、74年2月にも
県職員の男性、当時27歳が、
知人宅を訪れたあとに行方不明に
なっており、
同県警が拉致の可能性があるとし
て、
捜査していると。
>>孝司さんが失踪したのは、曽我さんが拉致された場所のすぐ近
くでした。
しかし、
孝司さんは新たな拉致被害者とし
て、政府から認定されることはあ
りませんでした。
>>被害者が今の17人でも大変なのに、
余計になると、
ますます捜査が難しくなると、
そういう気持ちが多分にあったん
ではないかと思います。
>>まだ決め手となる情報が足ら
ないということなんですかね。
>>そうでしょうね。
>>去年、
特定失踪者の会を立ち上げまして、
特定失踪者っていうのは、
もっと全国的には認知されている
ものと思ってました。
やって見ると、
どの県でも、特定失踪者ってなんだ?
っていうふうな、