2018/08/14(火) 15:50〜17:53 ten.【ゲキ追X“お盆の墓参り”に異変!?変わるお墓のカタチ!】[字]


を、周りの人に伝えていこうと、
遺品の展示を続けています。
>>じゃあこれまたお借りして持っていきます。
>>何十体持って行ってもいいし。
>>今、150ぐらい持ってる。
>>持ってってる?

もっと持っていけ。
>>ありがとうございます。
じゃあ、しっかり内地の人に見て
>>沖縄戦を継承しようと活動す
る大学生の西尾さんが向かったの
は、かつて病院として使われてい
たガマ。
絶えず冷たい雨水が滴る光の届か
ない場所です。
>>こんな所に一日中生活してい
たって、やっぱり本当に考えられ
ないですよね。
特にここは病院ごうやったんで、
普通に患者さんのうめき声とか、
傷病兵の傷口に、
ウジが湧いてて痛がって叫んでる
声とか、
ひどい臭いとか充満していたとか、
そういうことを考えても、
今みたいな平和な時代に暮らす自
分には、
理解できないぐらいの惨状が73
年前、
ここで起こっていたっていうこと


ですよね。
>>戦後73年、
時がたつにつれ、体験者が減っていく現実。
戦争をどう語り継いでいけばいい
のか。
ひめゆり平和祈念資料館は、
負傷した兵士の看護などに従事した、
元ひめゆり学徒を通して、沖縄戦
を語り継いでいます。
この春、
館長が初めて、
戦後生まれの世代となりました。
>>もう待ったができない時期。
体験者は今、
ひめゆりの学徒でも90歳、もう、
あと100歳になる、
本当に時代に入っていくので、
今やっておかないといけないこと
がたくさんある。
戦争体験をしっかりと聞き取ると
いうことだと思うんですけど。
今、本当に、
その重要な時期だと思ってます。
>>当初は生存者みずからが説明
をしていましたが、
高齢化が進んだ今、
戦後世代が、
記憶の継承を引き継いでいます。
>>今の子どもたちに伝えるために、
どうしたらいいかということを、

いろいろことば、
分かりやすいかみ砕いたことばに
したり、
分かるような話にしたりとか、
そういうことは私たちの世代にできることじゃないかと思ってます。
>>このバトンは、
より若い世代にも渡りつつあります。
西尾さんは毎回、
国吉さんから聞き取りした内容を、
ひと言ひと言こぼさないように記
録しています。
>>大変は大変です。
すごい疲れるし。
何が大変かって、
もちろんお金が大変とか、
そういう物理的な大変さもあるん
ですけど、
やっぱり、
国吉さんのライフヒストリーも受け止めなければならないし、
それぞれの遺品が持っているその
持ち主の記憶とか体験とかも、
自分がいったん受け止めて周りに
伝えていかなければいけない。
受け止めきれてはないと思うんで
すけど。
やっぱり、その精神的な負担とい
うのがやっぱりあって。
>>自分自身が、
国吉さんの声を届ける媒体になりたい。
その思いが彼を動かしています。

遺品の展示活動は2年目を迎えました。
どんな遺品で、
何を伝えるべきなのか。模索を続けています。
>>なんかご質問とかありますか

>>一応平和学習という形で、
いろいろも自分も見てきたところがあって、
そこと重ねてというところが、
見させてもろうたというのが結構あったんですけど、全然僕も知ら
なかったところが多くて。