2018/08/14(火) 15:50〜17:53 ten.【ゲキ追X“お盆の墓参り”に異変!?変わるお墓のカタチ!】[字]
してリサイクルされる。
>>去年で弊社で、
約550件ぐらいですね。すでに去年の件数は、
先月の時点で超えてるんで。
>>厚生労働省の調査でも、
墓じまいの件数は年々増え、
ここ数年は、
年間9万基以上の墓が姿を消して
いる。
今、
多くの人が従来の墓ではない、
新たなカタチを求めているという。
>>お墓じまいしたあとのご遺骨の供養先の充実。
もうかなり選択肢が増えてきてま
すんで。
例えば、永代供養で納骨するんで
あれば、バリアフリーの、
駅から何分以内のっていう選択肢
も増えてきてるんで。
>>多様化する供養法の中でも、
驚くべきものがあると聞き、取材班が訪れたのは、
とあるマンションの一室。
そこで目にしたのが。
>>こちらが遺骨ダイヤモンドで
す。
遺骨の成分だけで、着色もしない
で出来ているのが特徴です。
>>輝きを放つ宝石。
遺骨の炭素成分で作り上げた、
人工ダイヤだ。
製造作業はスイスにある研究所で、
最新の機器を使用して行われる。
金額は一番小さなもので48万円。
依頼件数は、
日本だけでも年間200件近くになり、
半年ほどで手元に届く。
遺骨の一部があれば作ることができるが、ここ数年は、
依頼の内容も変化しているという。
>>3年くらい前から、
骨は全部使ってもらえないのかっ
ていう人たちが増えてきて、
お墓を作らない代わりに、ダイヤ
を作るって人が、すごく増えてき
たんです。
お墓を作らないための方向の一つとして、ダイヤモンドもあるんだ
よということが浸透すればですね、
それはすごく一般の人にこの価値
っていうのかな、が認めてもらえ
るんじゃないかなと思っているの
で。
>>墓の代わりに、ダイヤを選ぶ。
墓を持たない、その理由は。
従来の墓に代わる供養方法の多様
化にある。
大阪府下最大の面積を誇り、2万4000もの区画がある、大阪北
摂霊園。
ここにも墓じまいの波が押し寄せ
ている。
>>かつてはこの墓地も、
ほとんど埋まっていたそうなんで
すが、このように、お墓が返還さ
れて、さら地になっている所が目
立っています。
>>整然と墓石が並んだ中に目立
つ、墓じまいの跡。
その場所には、
再募集の看板が立てられている。
大阪北摂霊園が誕生したのは19
73年。
日本初の大規模ニュータウン、
千里ニュータウンの開発とともに整備され、
北摂地域の住民から応募が殺到し
た。
当時の新聞には、
2倍の競争率、
抽せんの文字とともに、
霊園へ向かう行列の写真が掲載されていた。
ニュータウンの開設から50年以
上。
高齢化が進めば、
墓地の需要は高まりそうだが、なぜ、
墓の数は減っているのだろうか。
>>高齢化してきてますので、
お墓を含めた終活ですね、
そういったことを、いろんなお考えをされて、
墓地についても返還されるってい
う方がやっぱり増えてきておりま
す。
>>高齢化に伴い、空前のブーム
となっている終活。
その終活が、
墓を持たないという選択に拍車を
かけているという。
>>自分の終活に対して、いろい
ろとセミナーとかに参加されまし
て、自分が生きてる間に、いろん
なことを処理っていったらおかし
いですけども、子どもに負担をか
けさせたくないということで、
いろいろ考えてらっしゃるんでし